自分の人生が順調なのか、将来幸せになれるのか、漠然と不安に感じている人は多いでしょう。
また、自分の性格を客観視できず、悩んでいる人もいるはずです。そのようなとき、人生や将来、内面について導きをくれるのがホロスコープです。
この記事では、ホロスコープの概要や特徴を用語の意味とともに詳しく解説していきます。

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目次

  1. ホロスコープって何?
  2. ホロスコープを読むうえで必要な要素
  3. 様々な天体が持つ特徴とは?
  4. 各ハウスの特徴とは?
  5. 各星座(サイン)が持つ意味とは?
  6. アスペクトによって生じる違いは?
  7. ホロスコープは自身の取扱説明書間

ホロスコープって何?

西洋占星術における天体の配置図を「ホロスコープ」と呼びます。

そして、人は誰もが自分の人生、内面をホロスコープにあてはめることができます。たとえ同じ誕生日の人がいても、環境や生まれた場所、時間が異なる以上、ホロスコープもまた違ったものになるのです。

さらに、西洋占星術では時間と場所を確認することで、その人のホロスコープを調べることができます。誕生の瞬間、どの方向に惑星が位置していたのかを把握できれば、その人の性格や運気が分かります。

そして、これらの情報を基に、将来の動向まで予測可能です。

大きく分けると「占術」のひとつだといえるでしょう。

また、特定の日時に造られたホロスコープを「チャート」と呼びます。ある人が生まれた時間、場所から計測するホロスコープがネータルチャートで、リアルタイムの星の動きを追って造ったものをトランジットチャートといいます。

ネータルチャートを軸にして、個人の性格の幹を解読し、そのうえでトランジットチャートと重ねるのは非常にオーソドックスな占術です。この方式により、具体的な運勢、将来が見えることもあります。

ホロスコープを読むうえで必要な要素

天体の位置を見ながら運勢を占う行為を「ホロスコープを読む」と表現します。そして、ホロスコープを読むときに必要な要素は4つです。

「サイン」「ハウス」「天体」「アスペクト」は複雑に見えながらも、一つひとつに重要な意味を含んでいます。理解したうえで読み込めば、運勢を占ううえでの大きな指針となるでしょう。この段落では、ホロスコープの4大要素を掘り下げていきます。

サイン

まず大前提として、ホロスコープでは「サイン」の存在を理解していなくてはなりません。

サインとは、牡羊座や双子座といった、限られた星座のことです。

これらはホロスコープの外側にあり、実際に見える星座の位置にはありません。あくまでも西洋占星術で用いるために12等分されたものです。ひとつの星座が30度を担当しており、全部の星座で360度周るころには1年が終わる仕組みです。

サインは人間の心理や行動傾向を示しているので、ホロスコープを読むうえでの大きな参考材料になります。

ホロスコープでは、惑星がどのサインに近づいているのかをとても重視しています。

なぜなら、天体とサインの距離、関係によってその人の個性や歩んできた道を解読していけるからです。

12のサインにはそれぞれの意味があり、ホロスコープとは別に覚えておく必要があります。

ハウス

ある人が生まれた瞬間、ホロスコープがどこにあったのかを示した配置が「ハウス」です。

ハウスは太陽の位置を基準に描かれています。
そして、12個のスペースに分かれているのが特徴です。
円形を12で割っているので、「ケーキ」や「ピザ」に例えられることも少なくありません。

それぞれ、第1、第2という風に数字が振り分けられています。
第1ハウスから第12ハウスの間には「アセンダント」と呼ばれる文字が刻まれています。
これは、その人が生まれてきて初めて呼吸をしたとき、太陽が昇る東側の地平線に位置したサインです。

ハウスはアセンダントを起点としながら、反時計回りに数字が移動していきます。
12に分かれているハウスは、天体の特徴を示すとともに、どのような場所や、シーン、方法などで発揮されるのかを示します。
すなわち、ホロスコープでは本人の現在地、環境を占いたいときに利用する要素だといえるでしょう。

なお、ハウスを12分割する方法はいくつかあります。

日本で有名なのは、「プラシーダス・ハウス方式」で、もともとは西欧にて強く支持されてきました。

ちなみに、分割方式にはいずれもメリットとデメリットがあり、占術を行ううえでの大きなポイントとなっています。

天体

ホロスコープには「月」「水星」「金星」「太陽」「火星」「木星」「土星」「天王星」「海王星」「冥王星」という、10種類の惑星が置かれています。そして、それぞれの惑星に与えられた意味を確かめながら、その人の運勢を占っていきます。

なお、天体はハウスの外側、サイン付近に目立つ印で描かれています。

基本的なホロスコープでは地球が中心点です。
中心点は「ノード」と呼ばれる感受点になり代わることもあります。
なぜなら、中心点はそのホロスコープ時にいる場所を示しているので、天体を外れてしまうことも少なくないからです。

ノードはサインとハウスを除く、すべてのシンボルやポイントがなりえる点です。

そのため、天体は決してひとつの図式にあてはめられるものではなく、時と状況で変化するものだと覚えておきましょう。

アスペクト

ホロスコープ上では、惑星と惑星の間に特定の角度が生まれます。
この角度が「アスペクト」です。

アスペクトは「0度」「60度」のように数字が決められています。
そして、アスペクトが表れている惑星同士は互いに影響するとされてきました。

角度によって名称と性質は異なるので、アスペクトからは惑星間のさまざまな関係性をチェック可能です。
なお、アスペクトは記号化されており、見慣れれば図表からすぐに判断できます。

ホロスコープ上の階段マーク、三角形や四角形などが角度を意味しています。

様々な天体が持つ特徴とは?

天体の特徴を把握できると、ホロスコープを読めるようになってきます。

月の持つ特徴

月は物心つく前の純粋な性質を表しています。
つまり、当人にとっての原点ともいえる人格です。
太陽が表向きの性格を意味しているのに対し、月は裏の面を示しているといえるでしょう。

水星の持つ特徴

水星はインテリジェンスコミュニケーション能力を司っています。

金星の持つ特徴

金星はその人の趣味明るい要素を表しています。
同時に、人間関係を発展させたり、芸術的才能を構築したりする際にも根幹となる天体です。

太陽の持つ特徴

太陽は、自分の能力を試す時期になると出現する惑星です。
人生における目標を象徴しています。

火星の持つ特徴

火星は情熱勇気といった、ポジティブな部分を意味しています。
自分の活動をいかに広げていくのか、社会に伝えるのかを読める天体です。

木星の持つ特徴

木星は拡大発展を示しています。
木星に関係する分野では、多くのことが順風満帆に進んでいきます。
世の中に受け入れられやすくもなるでしょう。

土星の持つ特徴

土星が表すのは秩序規則です。
木星が広げた領域に対し、制限を担う星だといえます。

天王星の持つ特徴

天王星はオリジナリティ飛躍を意味します。
天王星に関わる領域では、個性やアイデアが必要な部分で成功を収められます。海王星は閃きの天体なので、精神世界を押し広げていく働きを担っています。

冥王星の持つ特徴

冥王星には「再生力」が宿っています。
冥王星にはネガティブなものを一から作り変える力があります。

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各ハウスの特徴とは?

各ハウスの特徴をご紹介します。

第1ハウスの特徴

第1ハウスは「個性」「人格」を象徴しています。自分の魂、実在を表しています。

第2ハウスの特徴

第2ハウスは「お金」「出世」「財産」などを示しています。
当人のお金まわり、経済的状況を占えるでしょう。

第3ハウスの特徴

第3ハウスは「情報」「コミュニケーション」を示しており、その人の対人関係を見ることができます。

第4ハウスの特徴

第4ハウスは「家族」「親」を象徴しています。
ここを見ると、その人の家庭がどうなっているのかを把握可能です。

第5ハウスの特徴

第5ハウスは「自己表現」「恋愛」「趣味」を示しています。
主に、その人が幸せを感じる瞬間について、読み取りたいときに用います。
また、自己実現の方法を読むこともできるハウスです。

第6ハウスの特徴

第6ハウスは「健康面」を司っています。
それに加えて、仕事や給料についての状況が現れます。
勤労態度を読み取りたいときにもぴったりです。

第7ハウスの特徴

第7ハウスは「パートナー」「協力者」です。
その人が、信頼関係を結んでいるはずの人間にどう接しているかを示しています。

第8ハウスの特徴

第8ハウスは「遺産」「相続」、血縁関係などを示します。
また、第7ハウスで構築された相手との人間関係の先、つまり、家族や親戚、ご先祖様に加え、血縁関係がなくとも深い関係を持つ繋がりを意味しています。
第2ハウスの財産とは対の関係にあり、深い縁のある人から財産を継続、受け継ぐといった意味合いもあります。

第9ハウスの特徴

第9ハウスは「哲学」「思想」を意味します。
スピリチュアルな世界への興味、思想や哲学との距離感などが示されるハウスです。

第10ハウスの特徴

第10ハウスには人生における「目的」「ステータス」などが表れます。
社会生活における立場、職業適性などをチェックできます。

第11ハウスの特徴

第11ハウスは「交友関係」です。
その人がどのような友達付き合いをしているのかが示されます。

第12ハウスの特徴

第12ハウスは「潜在意識」「秘密」「裏の顔」などを司っています。本人ですら自覚していない部分が見えてくることも珍しくないでしょう。

各星座(サイン)が持つ意味とは?

各星座(サイン)の持つ意味について解説します。

牡牛座の持つ意味

牡牛座は、五感に優れているとされています。
対象に向かい、やる気がどれだけ続くかを表しています。

牡羊座の持つ意味

牡羊座は「開拓精神」「チャレンジ精神」を代表するサインです。新しい分野に足を踏み入れるときの指針となるでしょう。

蟹座の持つ意味

蟹座は「近しい人との関わり方」です。
どのようなベクトルで家族や仲間と接しているかを判断できます。

双子座の持つ意味

双子座は、「興味」「関心」を意味するサインです。そのほか、臨機応変な対応力を持ち合わせているかも示しています。

乙女座の持つ意味

乙女座は「効率性」です。
一つの作業を要領よく進めていけるかどうかを表します。本人に完璧主義者の気質がどの程度あるかも、このサインで判明します。

獅子座の持つ意味

獅子座は「ポリシー」「情熱」のサインです。
物事に全力投球できる人かをチェックできます。

山羊座の持つ意味

山羊座は「ストイックさ」を示しています。
努力を持続的に行えることを意味します。

射手座の持つ意味

射手座は「おおらかさ」です。
このサインでは安定して、他人に優しい精神状態が示されています。
射手座は、いつでも広い世界を夢見ている人に出現するとされてきました。

水瓶座の持つ意味

水瓶座は「革新」「独創性」です。
個性的な思考、発想のできる人を示しています。
社会においては、独立願望の強い人を表すサインです。

魚座の持つ意味

魚座は「利他的な精神」を意味しています。
自分を顧みず、他人に奉仕する傾向のあるタイプを示します。
また、繊細で思いやりのある性格も象徴しています。

天秤座の持つ意味

天秤座は「知的さ」を意味しています。
社交的で調和を求めます。
争いを好まない控えな性格の人を表すサインでもあります。

蠍座の持つ意味

蠍座は「情感」を表しています。
掴みどころがない性格や無意識などの精神世界を示します。
攻撃的な面もありながら、影に隠れる性質があり、内面の対立を象徴しています。

アスペクトによって生じる違いは?

アスペクトは角度によって、発現している特性が異なります。

コンジャンクション

コンジャンクションは0度のアスペクトで、互いの性質を強調しあいます。ただし、いい意味でも悪い意味でもあるため、占う際にはどちらなのか注意が必要です。

ノーアスペクト

ノーアスペクトはアスペクトを持たない配置です。
この場合、2つの惑星は無軌道で、コントロールがつかないといわれています。
あるいは、そもそも動き方を知らないので止まってしまう可能性もあります。

セクスタイル

セクスタイルは内角が60度のアスペクトで「協力関係」にあるといえます。
2つの惑星が性質を補い合います。

スクエア

スクエアは90度のアスペクトです。
このアスペクトは、一方が片方に強い圧力をかけている状態を示しています。
マイナスの状況に陥っているケースも珍しくありません。それでも、見方によっては現状を突破するきっかけが近づいているともいえます。

トライン

トラインは内角が120度になっている状態です。
このアスペクトはお互いの魅力が引き出されているといわれています。
トラインにおいては、惑星同士の意味がより強固になります。
ちなみに、セクスタイルと比べて、より静かな協力関係であるケースが大半です。逆をいえば、セクスタイルは動きの目立つ関係です。

インコンジャンクト

インコンジャンクト内角が150度になるアスペクトです。
天体同士の性質を努力で伸ばせます。あるいは、欠点を耐え忍べば成長の余地を残しています。
2つの天体間で葛藤はあるものの、決してネガティブなアスペクトではないといえるでしょう。

オポジション

オポジションは180度のアスペクトです。
つまり、2つの天体が真正面に向き合っているアスペクトは、両者が矛盾しているとされます。
2つは反発しあい、融和する姿勢をなかなか見せません。
すなわち、緊張関係を意味しているので、「何が矛盾しているのか」と深く掘り下げていくことが肝心です。
一方で、高め合うという意味にも解釈されることもあるようです。

ホロスコープは自身の取扱説明書

占星術の一種、ホロスコープを使って自分の深層に迫ってみたいと思いませんか?

サインや天体によってその人の心理、行動を読み取れるホロスコープは「自身の取扱説明書」と称されることすらもあります。

自分でも気づいていない自分と出会うために、ホロスコープはさまざまな事象を教えてくれるので、チェックしてみましょう。

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占い師プロフィール

水晶玉子 新ペルシャン占星術
水晶玉子
占術研究家。
幼い頃から「占い」や「人の運命」に興味を持ち、東洋、西洋の枠を超え、数々の占術を研究。オリジナルな視点に立った解説は的中率も高く、またわかりやすいことから、熱狂的なファンを持つ。
1998年雑誌「FRaU」特集号でオリジナルの「オリエンタル占星術」を発表し大反響となって以後、「FRaU」「ELLE」「anan」「OZ Plus」「MEN'S NON-NO」など数々の雑誌で執筆を続け、特集され続けている。
「ゲッターズ飯田が唯一尊敬する占い師」「同業者も認める程の実力を持つ」として出演した2016年末のTV番組で若手俳優、人気お笑い芸人の秘密を次々と当てて一躍話題となった。
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水晶玉子 新ペルシャン占星術
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監修者紹介 | 水晶玉子 新ペルシャン占星術
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